柏(千葉) 東京レーダー@気象大学校(令和6年10月9日)
暖冬傾向から一転?、寒波襲来の呼び水となるような雪。
積雪10センチあまりだったが、その後ザーザー降りの雨で、
2年前の歴史的大雪を思い出す、重たい積雪に。
当日の積雪データ詳細などはこちら。→ 1月18日(月) 関東内陸で大雪
季節の歩み、やり直し。桜がもう1回見られるのであれば、寒の戻りもいいのですが。。。
8日のさいたま市内、積もらなかったものの完全に雪。
宇都宮市内は。。。見事に積もってます!
春の湿った雪、桜の花も重たそうです。 → 4月8日(水)宇都宮で積雪2センチ
(撮影:M.Ikeda)
そして2日後。。。雪の花に変わって、桜の花びらが積もってました。
満開から1週間あまり。宴の季節も、あっという間に終わりですね。
関東、そして被災地に台風26号が接近中。
きょう最新の予想(15日17時現在)では、
中心気圧960hPa、最大風速35メートルの強い勢力で関東に接近し、上陸するおそれ。
首都圏を直撃する台風としては、かなり勢力が強い部類に入ると思われます。
そこで「デジタル台風」サイトの情報を利用して、調べてみました。
「”東京”から”100キロ以内”を通過した台風」で検索してみると。。。
そしてこのグラフを参考に、それぞれの台風を詳しく見て、
東京にもっとも接近したときの台風と気圧を調べてみると、下記数個が970hPa未満でした!
・1958年台風21号 962hPa
・1958年台風22号 955~980hPaの間
・1981年台風15号 965hPa
・1985年台風6号 968hPa
・2002年台風21号 965hPa
平均すると、東京に接近する台風としては、10~15年に一度の勢力といえるでしょうか。
とにかく東日本~北日本を中心に、まさに大荒れの天気になりそうで、影響が心配されます。
「デジタル台風」のデータを利用して、栃木県付近を通過した1951年以降の台風の数を調べてみました。
8月から9月にかけてがもっとも多く、
このグラフではわかりませんが、最近9月に接近した台風の
「2011年台風15号」と「2007年台風9号」は、
いずれも強い勢力で栃木県内を縦断しています。
けさ発生した台風18号も、これから海水温30度前後の暖かい海を北上するため、
発達しながら東日本に接近するおそれがあり、影響が心配されます。
(気象庁ホームページより)