平成15年11月7日

 あす立冬 

〜最後の秋の日



  あすは二十四節気の立冬。今週は11月とは思えない汗ばむ日もあったが(6日鹿児島29.5℃)、
 暦の上では、もう冬に入る。
  11月は1年で最も気温の下がり方が激しく、1か月で5度前後も下がる。
 例えば仙台は、月末の最低気温は3度まで下がり、霜が降りたり氷が張る日が多くなる。
 東京や鹿児島でも、7〜8度まで下がり、朝晩は暖房が必要な、冬らしい寒さになる。
 冬はもうすぐそこまで来ている。

  冬らしさを感じるのは、もう1つ日没の早さ。
 各地の今日の日の入りは、仙台16:32、東京16:41と、北日本や東日本は16時台。
 最も早い北海道東部の根室は16:03と、午後4時過ぎには夜になる。

  枕草子で清少納言は「秋は夕暮れ」と詠んだが、今日は暦の上で最後の秋の夕暮れ。
 ただその余韻に浸る間もなく、冬がやってくる。


可視画像(11月4日17時)