平成15年10月17日
福岡ドーム
〜開閉式屋根の不思議〜
明日(18日)から、いよいよプロ野球日本シリーズが始まる。初戦の舞台は、ダイエーの本拠地福岡ドーム。
福岡ドームは、10年前(1993年4月2日)にオープンした、日本初の開閉式ドーム球場。
当初は、晴れた日には屋根を開き、青空の下で野球観戦が可能だった。
ただ海に近く強風で、試合途中に屋根が閉じられることもあった。(1993年4月18日)
福岡ドームは、玄界灘に開いた博多湾の一番奥に面しているため、玄界灘からの潮風(北風)がまともに吹き付ける。
福岡ダイエーホークスの応援歌「いざゆけ若鷹軍団」も、「玄界灘の潮風に〜♪」と歌いだすくらい。
加えて、福岡は年間を通して北風が強く、ドームは年間を通して強い潮風に悩まされることになる。
この強い潮風、加えて試合中の大声援に対する周辺住民への配慮(つまり騒音)もあり、
現在試合中に屋根が開くことは、残念ながらなくなった。。。
唯一、ダイエーが勝った試合後は、ファンサービスとして屋根が開かれる。=”ホークスループオープンショー”
なお現在屋根が開かれるのは、以下の時。(福岡ドーム広報談)
@上記のファンサービス A人工芝を洗浄後に乾燥させるため B月1回の屋根の点検時
C一般貸し出しの際、希望があれば(有料)