平成15年10月03日
紅葉始まる
〜北アルプスで見ごろ〜
紅葉は、最低気温が8度以下になると始まるといわれる。
紅葉の仕組みは以下の通り。
@秋になり気温が下がると、葉と枝の間に「離層」という仕切りができる。
⇒根からの栄養分が葉に運ばれず、葉緑素が減り、緑色が減る
A葉の光合成で作られた糖分が、枝の方に送られなくなる
⇒これを原料に、赤い色素が出来る=紅葉の「赤」
B天気がよいとこの糖分が活発に作られ、赤くなりやすい
ただ夜も気温が高いと、糖分が使われて少なくなる
⇒「秋晴れ」で夜は「冷え込む」穏やかな天気が続くほど、紅葉は鮮やかになる
秋晴れは、紅葉する木にとっても、鑑賞する私たちにとっても好都合