平成15年9月05日

 コオロギは温度計 

〜秋の弦楽奏者の季節



  コオロギの季節。コオロギは、左右の羽を擦り合わせて鳴く。
 この声には、気温と大きな関係があり、気温が高いほど羽の動きが活発になり、テンポが早い。
 逆に、気温が低いと、テンポが遅い。

  一般によく鳴くのは、20〜30度、15度以下では殆ど鳴かない。

 秋の虫のイメージが強いが、結構高い気温で鳴き、夏の終わりを待たず夜に鳴き始める。
 これから10月にかけて、種類によっては昼間でもこの演奏が聴かれるようになる。